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国指定無形文化財 猪俣の百八灯 (美里夏まつり)
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写真:彩の国満喫 |
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毎年8月15日、地元・猪俣地区の18歳以下の若者たちが中心となって、伝統的な祭り猪俣の百八灯が行われる。
高台院(猪俣)で準備を整えた提灯行列がゆっくりと堂前山に向かう。こうして始まる猪俣の百八燈行事は、堂前山の尾根に築かれた百八基の塚
に灯をともす幻想的な行事です。
これは武蔵七党のひとつ、猪俣党の棟梁・猪俣小平六範綱とその一族の霊を慰めるための行事と伝えられています。
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猪俣党とは、多摩郡横山(現在の東京都八王子市)を中心に分布していた武蔵七党の一つ横山党の支族とされ、主に児玉・大里・比企郡に分布していたとされています。
猪俣氏は、小野篁(おののたかむら)の子孫とされ、時資の代に猪俣村に住んで以来猪俣氏を称し、武蔵武士の猪俣党として勇名を馳せた。猪俣小平六は、時資四代の子孫で、源義朝(みなもとのよしとも)に従い
軍功をあげ、義朝16騎の雄将として知られています。また源頼朝にも仕え、しばしば戦場で功績をあげたとされています。小平六は建久3年(1192)11月に死去し、その後、詳しい年代は不詳ですが、一族の霊を慰めるため、毎年盆の15日に墓前にあたる堂前山に百八燈がともされるようになりました。
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猪俣小平六の墓所 |
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